忍者ブログ
おでん,えいね
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
>
最新コメント
(03/24)
(09/07)
(08/07)
(03/15)
(02/28)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
エビ風味
年齢:
24
性別:
男性
誕生日:
2000/01/01
職業:
甲殻類
趣味:
バック
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(05/04)
(08/17)
(08/18)
(08/19)
(08/20)
流量
アクセス解析
[424]  [423]  [422]  [421]  [420]  [419]  [418]  [417]  [416]  [415]  [414
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

想定外の津波というのならば
想定内の津波はいかにして想定したのだろうか?

たとえば雨であれば年に一番の大きい雨を何十年も集めて
100年に一度とか50年に一度とかを推定する


しかし,地震時にのみ起こる津波はどうやって想定のものを出すのだろう?
年最大の波高なんぞ何十年,何百年集めても意味はない
津波は地震によって引き起こされる

地震の起こる確率から条件付確率としてある高さの津波が起こる確率を出すにしても
そんな実測あるはずもない
シミュレーションはできるかもしれないが,地震がどこでどう起こるのかの想定がまだ難しいのかもしれない
シミュレーションには誤差も多いしね

そもそも日本は高潮による被害はあっても
津波による被害は数えられるほど(じゃないかな?)

だから過去最大の津波を持ってきてもあまり意味はない
過去最大の雨で治水計画を作らないのは,月日が経てば容易に過去最高なんぞ超える雨がふる
超える度に治水計画が変わってたらたまったもんじゃない
これまでの工事はなんやったんやぁ
ってなるし

まあ過去最大で作ることもあるけど,決して好ましいとは思わない
1000年後くらいになったら,サンプルも多くなるので過去最大でもいいかもしれないが,やっぱりそれを超える確率は0じゃない
ちなみに1000年分の年最大日降水量があったとして,一番単純な計算ではこれを超える確率は1/1001でおよそ0.099%

ちなみにこれを守るための堤防を作るってなったらおそらくとんでもなく巨大な堤防になる
さて,これに予算をつけたらいったい国民はどう思うだろうか

1000年に一回しか降らないような雨に何でこんな巨額な予算を投入するんだよ
けしからん
建設業者と癒着してるに違いない

となるでしょう

川が氾濫するのはもちろん困る
人が亡くなることもある
でも国家が滅亡するほどでもないからやっぱり堤防はもっと低くてもいいのではないだろうか
超えても大丈夫なように避難訓練とかする必要があるけどそれくらいならね

となるでしょう

だから50年に一回くらいとか大きくても200年に一度にしようとか
になる


さて
この川の横に原子力発電所があったらどうなるでしょう

オイラなら1000年に一回の1.5倍くらい見込んでほしいと思う
さらに超えたら超えたでそれでも大丈夫なように堤防だけに頼らない安全策も必要と考える



さて
東電の想定内とは
いったいどう考えて出したものなのでしょうか



海岸工学の勉強でもするかな

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]